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JR九州と西鉄の観光列車が夢のコラボ! 2

九州初の観光列車連携は、予想以上の反響に

―7月29日に本ツアーが発表されてから、その日のうちに104名分のチケットは完売。そのご感想をお聞きしたいのですが。


鯉谷彰部長(以下、鯉谷):正直言いますと、プランを作り始めた時から、お客さまに絶対にご満足いただけるツアーになると自信がありました。観光列車自体にも興味を持って頂けると思いましたし、小宮課長が三井化学さんとお話してくれて炭鉱電車も見学できることが決まって、更にはこの日のための特別なお料理や歓迎イベントなど、内容は充実していましたから。
ただ、通常当社で開催しているツアーに比べてお値段がちょっと高めだったこと、コロナの影響で旅行を控えられている状況であることから、お申し込みを頂けるか不安でした。


小宮智華課長(以下、小宮):販売方法はどうしようか悩みましたね。JRさんのアプリでお知らせしたり、グループ各社に伝えようとしていただいたりなど、たくさんご準備いただいていました。
でも、結果、一日で売れてしまったのでよかったです。


鯉谷:そうですね。いい意味で驚いたというのが正直なところです。

―なにがここまで人気を呼んだのでしょうか。


鯉谷

「西鉄とJRが手を組んだ」ということが大きかったのかなと思っています。
九州では、JRと私鉄の観光列車が連携するというのは初めてではないでしょうか。また、新聞記事がインターネットを通じて全国に流れたのも大きかったですね。


小宮:全国紙の他、北海道から沖縄まで地方新聞のニュースサイトでも記事になっていてびっくりしました。わたしは意識していなかったんですが、鉄道ファンの方は、今回販売をご担当されているクラブツーリズムさんが近鉄系ということに注目されたりして、それもまたおもしろいなと思います。