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JR九州と西鉄の観光列車が夢のコラボ! イベントレポート

こんにちは!西鉄広報部です。
さる9月10日、JR九州さんの「A列車で行こう」と西鉄の「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の両観光列車が初めてコラボしたツアーが開催されました。


前回の対談に続き、今回は当日の様子を写真や動画とともに、レポートいたします!

11時20分、レールキッチンは西鉄福岡(天神)駅を出発しました。

車内では、9月から提供が始まったばかりの、うきはの蓮根や大木町のきのこなど、筑後の名品がたっぷり詰まった秋メニューにくわえ、当ツアー限定のプティフル(デザート)、フードラボラトリーヤナガワさまによる、焼き菓子3種が提供されました。

ブルーベリーとカルダモンクランブルのタルト、くるみとココナッツのメレンゲ、いちじくバターサンドクッキー、とどれも素材の自然な甘さが光る一品でした。 

JR九州さんのA列車では、大牟田の老舗料亭「新みなと」さんの特製弁当!有明海名物の、「まじゃく(シャコの仲間)」や「くちぞこ(舌平目)」、佐賀牛A5ランクのローストビーフなどが入った、とても豪華で美味しいお弁当でした。

さらには、両列車や大牟田の祭り、近代化産業遺産を描いた特別な熨斗紙も!

そして13時44分、A列車とレールキッチンはきれいに並走しながら大牟田駅へ!

対談の前編でもご紹介しましたが、リハーサルなしの本番一発勝負の状況下で、両社の運転士・担当者が互いに連絡をとりながら運転し、みごと努力が実りました。

到着してすぐ、JR大牟田駅では、大牟田市のマスコットキャラクター、ジャー坊と大牟田市の皆さま、そして大牟田の夏祭りを彩る大蛇山にお出迎えしていただきました。

今回は特別にホーム内で花火も使用しながら、その勇壮な姿に皆さん見とれていました。

大牟田市周遊では、まずは、「石炭産業科学館」で三池炭鉱の歴史や炭鉱現場の再現模型をご見学いただきました。

その後は、2015年にユネスコ世界文化遺産に登録された「宮原坑(国指定重要文化財)」や「三井化学㈱大牟田工場」で炭鉱電車をご見学いただきました。

100年以上も活躍した炭鉱電車も、三井化学専用線の本年5月7日の廃止に伴い、同日をもって役目を終えております。

今回は、炭鉱電車はもちろん、普段は見学できない機関庫や宮浦駅の見学などお客様にとって大変貴重な機会となりました。

市内周遊後、帰りの列車までのお時間では、大牟田市の観光プラザでお買い物!
今日限りの特別なお土産の詰め合わせも準備していただき、焼きのり・高菜漬けなど、大牟田の名産も存分にお楽しみいただきました。

そして、名残惜しさと共に、行きのご乗車とは違う列車で、博多・天神への帰途に着かれました。

発車の折には、両運転士が息を合わせて汽笛を鳴らし、大牟田に別れを告げました…

以上、いかがでしたか?

大変多くの方々のご協力により、両観光列車、そして何より大牟田市の魅力が伝わるツアーだったのではないかと思います。

また、「今後」に目を向けた対談企画の後編もご準備しております!
ぜひそちらもご一読いただけるとうれしいです。


そして、A列車とレールキッチン、どちらの列車にもぜひご乗車ください!

当ツアーの内幕にせまる!
担当者による対談記事はこちら▽

JR九州と西鉄の観光列車が夢のコラボ! 前編