安全な自動運転をサポートする運転士ペア
―今回の実証実験では2名の運転士が同乗しているようですが、何をしているんでしょうか?
今回の実証実験では安全な自動運転をサポートするため、経験値の高い熟練の運転士が同乗するようにしています。
1人は運転席で緊急時に手動運転できるよう備えていて、もう1人は死角となる見通しの悪い交差点などを目視で安全を確認する役割を担っています。
自動運転バスがより安全に走行できるよう、交差点での右左折時の停車位置などは、熟練の運転士の声を反映させながら調整を重ねているんですよ。
普段は路線バスも運転する2人ですが、自分でバスを運転している時とは違う神経を使うそうです。
運転士の2人は「周囲に危険がないか注意することはもちろん、自動運転バスがどんな動きをするか俯瞰する視点が必要。自動運転とはいえ気を引き締めて乗務しています。」と話していました。